2016年3月24日木曜日

岡山5区における有権者数と投票率の変化、中立的な立場って?

元の画像に自分で調べた有権者数と投票率を追記した(緑の字)。Wikipediaの編集はしたことないのでしていない。

47回〜43回まではネット上の公的な情報を探せたが、42回以前はネット上では見つけられなかった。岡山県立図書館には、紙の記録があるようだ(誰か行く用事がある人は、ついでに調べて欲しいな)。

さて、有権者数。当然ながら減っていってますね。数は、数千ずつといったところ。

投票率は、最新の47回は50.90%で最も低い。46回も55.93%と低い。しかし、45回は70%を越えて70.65%と、47回との差が20%近くある。この時は、民主党政権が誕生した時。

ちまたでは、反自民の立場から「投票率が上がると自民党は厳しいから、とりあえず自民以外で投票に行こう」という声があった。特に前回の参院選で。でも、特に1人区(1人しか当選しない)では、野党が複数あると票をわけあって、結局自民が利する結果になったのだ。

やっぱり、自民党が負けるかもしれない、そういう選挙が面白いのであって、投票率をあげる工夫なんかより、選挙を面白くするほうが、投票率は上がるのだ。中立的な立場で「選挙に行こう」って言ったって、なんにも盛り上がらないし、投票率が上がるという結果は得られない、つまり、やり方が間違っているということだ。

無駄なことはしないほうが良い。自分で意味があると思えることをやろう。

投票率をあげるには、話題に「野党共闘」をとり上げること。それは中立的な立場でもできることだ。「最近、野党共闘って聞くよね。一本化したら自民党も厳しくなるね。」こういう新聞にも載ってる事実を述べるのは、中立的な立場でも可能だ。

しかし「(全く問題ないところであるにもかかわらず)政治的な話はこの場ではちょっと」という物言いをするのは、事実上与党を利することになりはしないか。政治的な事実を積極的に発言できる雰囲気にすることこそが「中立的な立場」の役割ではなかろうか。



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